ブログ歴は2年ほどで、ある程度のアクセス数を集められるようになりました。
そして次に課題だったのが、収益化やマネタイズの実践でした。
ぶっちゃけ、アフィリエイト商材がない、かつ検索ボリュームの多いキーワードで記事をかけば、初心者でも簡単にアクセスを集めることは可能です。
しかし、稼げるキーワードでSEOの上位を取りつつ、難易度の高いジャンルで記事を書き続けていくのは、至難の技です。
そこで僕は、当ブログをブログ型アフィリエイトに沿って運営していくことを決意しました。
以下で、雑記ブロガー、個人ブロガーが効率よく収益化する方法について、僕が悩んだことを紹介します。
ブログ型アフィリエイトとは?

そもそも、ブログ型アフィリエイトとは、manablogのマナブさんが提供しているブログ型アフィリエイトの完全講義という教材に由来します。
マナブさんはブロガーやYouTuberとして情報発信されている一方で、ブログから毎月500万円近いアフィリエイト報酬が発生しています。
マナブさんのmanablogを1度見た人ならわかると思いますが、とても月500万円稼いでいるブログには見えません。
というより、マナブさんが思ったことを投稿しているブログ記事の中に、ごく稀にアフィリエイトリンクが添えられている程度です。
僕がブログ型アフィリエイトを始めようと思った理由
それでは、僕がmanablogのようなブログスタイルを参考にした理由について紹介します。
ブログで本格的に稼ぎたいと思った
ブログを書くのは好きだし、SEOについて検証するのも好きです。しかし、ブログをやる以上は稼ぎたいという気持ちもあります。
そこで、「ブログ 稼ぐ」とかでググると、
みたいな記事が乱立しているのですが、ぶっちゃけこれは半分正解で半分間違いにような気もします。
ブログ初心者にアフィリエイトは難しい
というよりも、アフィリエイトで稼ぐに越したことはないのですが、初心者がアフィリエイトに手を出すと、
不自然な構成、不自然な流れでアフィリエイト商材をゴリ押しで誘導してくる、
みたいなユーザーフレンドリーではない記事が出来上がってしまうんですよね(体験済)。
そして、キーワード選定についても「脱毛 比較」「脱毛 おすすめ」「脱毛 東京」とか、似たようで内容の薄い記事が増え、結果として中途半端な特化サイトともいえない雑記ブログみたいなのが出来上がってしまいます。
もし全面的にアフィリエイトを押し出すなら、記事をゴリゴリ外注して量産し、何サイトも作って、THE・アフィリエイターのような振る舞いをするしかありません。
ブロガーが収益化するには、ユーザーに価値提供できる記事を書きつつ、アフィリエイトも加味するという難しさがあります。
ブログ中級者はアフィリエイトが多くなりがち
まして、ブログ中級者ともなれば、SEOやアフィリエイトの知識もつき、アフィリエイトで稼ぐことに味をしめてしまいます。
しかし、そこでアフィリエイトの魔力に吸い込まれてしまうと、ユーザーフレンドリーではない中途半端な特化サイトもどきの雑記ブログになってしまう可能性が大です。
そうなると徐々に、
- アフィリエイト商材のない記事を書きたくない
- お金にならない記事は書きたくない
- でもネタがない
といった感じで、「なんかつまらないサイト」になってしまうかもです。
ユーザーへの価値提供よりもアフィリエイト報酬が先行してしまうと、サイトの軸がぶれてしまい、何もかもが中途半端な「ただのブログ」になってしまいます。
ブログは継続が命
話は逸れてしまいましたが、ブログで稼ぐ上で重要なのが、とにかく継続することです。
これはmanablogのマナブさんも「今日の積み上げ」のような形で、継続する重要さを日々発信しています。
アフィリエイトに目がくらんだ中途半端なサイトは、次第に更新が減っていき、運営のモチベーションも低下していきます。
ブログを継続しながら稼ぐという観点においては、
自分の書きたいことや読者のためになる情報を発信しつつ、たまに2割の記事でアフィリエイトを紹介する、というスタイルが最強だと辿り着きました。
もちろん、普通のブログスタイルにアフィリエイトを織り交ぜて稼ぐのは、かなり難しいです。
- どの記事を上位にしたいのか
- 同一カテゴリの記事数は十分か
- サイト全体の網羅性はあるか
などなど、考慮するべきポイントがいくつもあります。
その上で、ステマ感がなく、アフィリエイトをサラッと紹介できるようになるには、欲張らずに、読者がどう感じるかを常に第一に考える必要があります。
ブログ型アフィリエイトに必要なテクニック

では、どうやったらmanablogのように、ブログスタイルとアフィリエイトを共存させることができるのでしょうか。
僕なりに考えてみた結果を一部紹介したいと思います。
商標キーワードは狙わない
商標キーワードというのは、「脱毛 料金」「脱毛 評判」のような成約に近いキーワードです。
ちなみにマナブさんはブログ内で「商標キーワードはつまらないから書かない」と言及されています。
確かにその通りで、アフィリエイターであれば商標をゴリゴリ狙っていく必要がありますが、ブロガーの戦法としては商標は狙えたら狙うくらいでいいかと思います。
商標キーワードの記事は、どうしても似通った内容になりやすく、オリジナリティが出せなかったり、競合が強いため上位を取りにくいといった側面があります。
とはいえ、商標キーワードが自分のブログに必要だと思ったなら書くべきです。
参考:【時代遅れ】アフィリエイトで商標ワードの狙い方・危険性【解説】manablog
コンテンツのオリジナリティを意識する
アフィリエイターの場合、サジェストツールを用いて軸キーワードの関連キーワードを抽出し、片っ端から対応する記事を書いていきます。
そして、その全ての記事にCTAボタンを設置し、「お申し込みはこちら」みたいな感じでとにかくCVを狙います。
しかし、個人ブロガーは、アフィリエイターや企業メディアよりも、読者との距離が近いはず。
それは、体験記でもいいし、聞いた話とか、感想でもなんでも構いません。
1人の個人として発信しているため、読者の興味を引くようなオリジナリティ溢れる文章で引きつけることが可能です。
近年のSEO評価
近年のSEOを見ていると、記事のオリジナリティだったり、一次情報といったコンテンツの質が徐々に評価されてきているように感じます。
Googleの処理能力が向上してきたため、本当に細かい一語一句まで検索エンジンは評価しているんですよね。
特に、インタビュー記事とか、実際の体験談とか、ガチ目な口コミとかは、余裕で判別できている次元です。
アフィリエイターや企業メディアと比べ、個人ブログは弱い傾向にありますが、対抗するにはオリジナリティ溢れる記事や、一時情報を含んだり、記事の品質で勝負するしかありません。
成約に関係ないキーワードでも記事を書く
個人ブログで特に重要なのが、成約に関係ないキーワードでも記事を書くこと。
アフィリエイターや企業メディアは、売り上げを出すために成約に近いキーワード、もしくは成約に寄与するキーワードで記事を書きます。
これって当たり前っちゃ当たり前ですが、同じような内容のメディアが増え、差別化できないことに繋がります。
一方で個人ブログの場合、自分が好きなジャンルであれば、アフィリエイトに関係なく記事を書くことがあるはず。
もしくは、検索ボリュームも少なく、競合がほとんどいないキーワードで自分だけが記事を書いていることもあるはず。
そういった記事って、大したアクセスもなく、無駄な記事だな、、と思いがちですが、サイト全体の評価や網羅性という観点でいうと必ずしも無駄ではありません。
一見無駄に思える記事でも、アフィリエイターや企業メディアは絶対に書くことはないため、サイト全体として差別化に繋がります。
それは、検索エンジンからの評価や、ユーザーからの評価といった観点でも差別化が可能です。
個人ブログはサイト全体で戦うべし
特化サイトや企業メディアと比べて、個人ブログは弱い立場にあります。
そのため、もし力をつけるなら、特化サイトや企業メディアとは差別化を打ち出し、サイト全体の評価をアップさせるべき。
その際に、先ほどのオリジナリティ溢れる記事や、一見無駄に思える記事などが、サイトの評価に関わってきます。
しかし、ここまで考えて無駄な記事を書いたり、オリジナリティ溢れる記事を書き続けるのは、ブログ初心者にとっては至難の技です。
これができなければ、アフィリエイトの特化サイトや、アドセンスのトレンドブログだったり、SNSで集客するサイトを作るしかありません。
ブロガーとして収益化もしつつ、自分の趣味として継続したいと思っている人には、必ずこの壁が訪れる時が来るはず。
そういった時の参考になれば、と思いこの記事を執筆しました。