こんにちは、りくやです。
人と接するのは好きなのですが、生きづらい人生を送ってきました。
ある日、つらいことがあったときに、彼女に「一人にしてほしい」といったところ、全く理解されず喧嘩になってしまって消耗しました。
僕はてっきり、誰しも一人になりたい時間があると思っていたのですが、まわりの人は意外とそんなこともなく、ただ気分が落ち込んでいるだけだよ、くらいにあしらわれます。
とはいえ僕にとっては本当に「一人の時間がないとつらい」ので、この記事を見ているみなさんで、僕と同じように思う人がいたらぜひ参考になれば幸いです。
一人の時間が欲しくなるとき
大人数は苦手ですが、4~5人で誰かと遊んだり、飲みに行ったりするのは楽しいです。基本的には友達といた方が楽しいと思っています。
しかし、遊び終わった帰宅途中や、飲み会帰りのときは、虚無感に襲われるというか、疲れがどっぷり溜まってるんですよね。
自分は一体なにをしているんだろう、、
という気持ちが広がり、家に帰ってからは布団でぼーっと悲しみに浸っています。自分でも謎すぎるのですが、虚無感という言葉が当てはまるかもしれません。
個人的には、エヴァの回想シーンとかが好きで、景色のいいローカル電車で、どこまでも揺られていたいような気持ちになります。
とにかくぼーっとしたくなる
そして一人の時間を過ごしますが、すごく簡単に表現すると、黄昏ているイメージです。荒川の土手とかでぼーっとしたいような感覚です。
なにもしないでゆっくり過ごすことが、これほどに気持ちいいことはありません。落ち着くというか、ゆっくり休むというか、僕の場合は自分の部屋に1人でいるとリラックスできます。
一人で感傷的担っているときが最も心地よく、いままでのつらい経験や、思い出などに浸って、自分の心をなぐさめています。
一人になりたい時間の長さ
そしてよく思うことがあり、一人の時間が欲しくなる原因は、誰かと遊んだり、飲んだりしたときの、反動みたいに感じます。
もっと簡単にいうと、友達と17時から22時まで飲み会をしたら、その次の日は一人の時間を5時間くらい確保したくなるイメージです。
自分自身の感覚値では、8割は1人の時間がよくて、残りの2割の時間を誰かと過ごしたいかな、という感じ。もし1人の時間が7割とか6割になってくると消耗してしまうので、余計に1人の時間を求めてしまうことになります。
一人の時間は精神安定剤です
僕は他の人と違った感性を持っているかもしれませんが、一人の時間は生きていくための精神安定剤のようなものです。一人の時間が適度にないと、頭がおかしくなってしまうので。
誰しも食事や睡眠をとるように、僕には一人の時間が必要です。
とはいえ、世間ではそういった感性を持っている人が少なく、これを彼女に説明しても理解されないまま苦しむことが多々あり、激しく消耗しています。
一人の時間が欲しくなる原因
なぜ、自分だけが一人の時間を欲しがっているのか考えていたときに、ある言葉に出会いました。
HSPかもしれない
あまり簡単にHSPとかの言葉をだすのもよくないですが、
HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)という症状があり、人に比べて繊細すぎる人、くらいに覚えておけばOKです。
人の気持ちを察する能力が長けているあまり、むやみに心配事をしてしまったり、少しの言動でも傷ついてしまうような症状があります。
僕が友達と遊んだり、飲み会が終わったあとの虚無感も、すべてこういった症状で説明できるものが多く、他人に気を使いすぎるあまり疲れてしまっている状態でした。
人に気を使っているのだろうか
とはいえ、普段からそこまで人に気を使っているつもりはないんですよね。
なんなら気が利かないといわれるタイプだし、HSPのような症状で人に気を使いすぎてしまうことがあっても、それが必ずしもまわりからの評価とは一致しないということです。
なので、他人からしてみれば、大して気を使っていないやつが、気疲れしているとか意味がわからなすぎる状態ですが、至って本人は深刻だったりするのです。
結局は自分にしかわからない
一人になりたくなる衝動とかって、他人に共感されるわけもなく、独特な世界観を持って生活しているその人の気持ちや考え方は、結局自分にしか理解できません。
他人に理解されないことが、より一層、一人の時間を求めてしまう原因になるのだと思っています。結局、他人にはわからないし、自分で自己理解したほうが早くなるのです。
なので、一人の時間を求める人って、一人の時間の心地よい過ごし方を知っていると思うし、自分自身に向き合うことが好きな場合が多いと思います。
一人の時間がないとつらいです
こういった理由もあり、僕は一人の時間がないとやはりつらい。
同じように思っている人がいたら、無理はせずに自分を大事にしてあげましょう。
人に理解されなくてもOKです
一人の時間が欲しくなる過程として、誰からも理解されてもらえない寂しさというか孤独感を味わうかもしれません。だけども問題なしです。
そもそも、人に理解されたくなるような気持ちがある以上、自分にしかわからない独特な、なにかを持っている可能性があるし、
薄々気づいているかもしれませんが、自分と他人は全く違うということ。
みんな同じが良しとされる日本に生まれては、少し不安に思いますが、そういった自由な気質の人は海外移住してみるのとかアリですね。
無理はしないこと
もしいまいる環境が、大人数と関わる仕事だったり、不特定多数の人と関わる環境であれば、いますぐに自分を守ることをおすすめします。
一人の時間がほしい人に大切なのは、多くの人間関係ではなく、少なくても芯の通っている人間関係です。人間関係の質の方が大事になります。
少しでも気が合わない人がいるなら、自分から関わるのもやめて、最悪友達がいなくなっても自分と自分で語り合っていればOKです。友達は自分自身です。
人間関係に苦しむかもしれないです
最後に伝えたいことですが、僕は自分が完全にHSPであるか定かではありません。しかし、HSPの症状例を調べるにあたって、自分と全く当てはまってしまうので、HSPではないかと推測しています。
こういった僕のようなタイプは、人間関係に苦しむことも多く、まわりから理解されないこともあるでしょう。しかし、そういった苦難があっても、絶対に乗り越えていきましょう。
人の気持ちを繊細に感じ取ってしまうHSPのような症状は、デメリットでもありますがメリットとして強みにもなり得ます。
一人の時間が好きなことは、それだけ自分自身に向き合う時間が長いということになるし、人に比べて一歩進んだ考え方や思考が身につくかもしれません。頑張りましょう。