- コンビニバイトってピアスOKかな?
- ネイルは少しくらいなら大丈夫かな
- 髪色はどのくらいまでの明るさがいいんだろう
こういった疑問に、コンビニで店長をしていた僕が答えます。
結論ですが、コンビニバイトは接客業ですので、身なりに気をつかうことはもちろんです。
しかし、派手すぎなければ許容される部分もあり、
そういったさじ加減の部分も紹介したいと思います。
コンビニバイトをする上での身だしなみ
コンビニでは食品を取り扱っていますし、お客さんと接する機会もあるので、
きちんとした身だしなみは必要なくとも、最低限のルールは存在します。
ピアスはしてもいいか
基本的にはどのコンビニチェーンでも、仕事中はピアスを外すようにマニュアルに明記されています。
理由としては、ピアスや指輪などの金属類は、皮膚と触れ合う部分に雑菌が存在することがあるからです。
身だしなみ以前に、不衛生という理由でアクセサリーは禁止されています。
とはいえ、女性の方でピアスをつけていても、髪に隠れていればわからない部分もあると思うので、
正直にいうと、バレなきゃOKという雰囲気はあります。
派手で露骨なピアスでなければ問題ないと思って大丈夫です。
ネイルはしてもいいか
ネイルに関しては、爪の長さによるかと思います。
手のひらを裏返しにしてみて、指から爪が見えるような長さだと少し危ういかもしれません。
というのも、コンビニのレジや品出しをしている最中に、商品を傷つけてしまう可能性もありますし、
お金のやり取りの際に、ネイルが邪魔になってしまうこともあります。
また、お客さんからの印象も悪くなってしまうので、
短めの爪でネイルをしているならまだしも、
伸びた爪に派手なネイルを施すのは、避けておいたほうがいいでしょう。
髪色の明るさについて
大手コンビニチェーンでは、髪色の規定は7トーンまでとなっており、
一般的な会社やアルバイト先の規定と同じです。
しかし、場所によっては金髪やピンク色に染めている店員さんもいたりして、
本当はどっちなんだよ、って思うかもしれません。
基本的に明るい色はNGなのですが、例外もありますので、
どういった場合には明るく染めても大丈夫なのか、
また、ネイルやピアスについての規定も実際はどうなっているのかについて紹介します。
コンビニバイトで明るい髪色が許される場合
明確に許されていることはないのですが、暗黙の了解で許されている場合もあります。
渋谷・表参道や学生街の近く
おしゃれな美容学生が多い渋谷・表参道のあたりや、大学のキャンパスが立ち並ぶ学生街など、
そういった街にあるコンビニは、髪を染めている店員さんが多いのも事実です。
考えられる理由としては、そこのアルバイトに応募するのが付近の学生が多い場合。
学生だからといって許されているわけではありませんが、
立地的なものは仕方のないことなので、黙認されているのかな、という印象です。
奇抜な色が入ってたり金髪ではない
7トーン以上なら何がなんでも禁止というわけではなく、
少し明るめの茶髪くらいなら許されるような感じです。
髪色の明るさは7トーンまでとなっていますが、あくまでもお客さんを不快にさせないかがポイントなので、
地毛が明るい場合はもちろん、派手すぎなければ常識の範囲内でOKです。
とはいえ、そこら辺はお店によっても違いますので、確認してみてください。
店長やオーナーが何もいわない
大手コンビニチェーンの規定として、髪色、ネイルなどはマニュアルが存在しますが、
その通りに店舗を運営するのはオーナーや店長の責任です。
よくあるのが、店長やオーナーが身だしなみに関して何もいわないケース。
もちろん厳しい人もいれば、緩い人もいますよね。
そういった店舗を探すには、実際にそのお店に足を運んでみるのが早いかもしれません。
ピアスやネイルがOKなコンビニバイトを探す方法
ネイルやピアス、髪色など自由なコンビニで働きたい、といった人向けに、
どうやって求人を探すべきかについてご紹介します。
基本的に求人サイトには載っていない
アルバイトの求人サイトで、ネイル・ピアスOKみたいな選択で絞ってアルバイトを探すことができますが、
コンビニの求人情報として、そういった情報は記載されていないのが普通です。
なぜかというと、もしネイル・ピアス・髪色が自由で求人をかけて、
とんでもない格好の人ばかり応募されても、普通に困るからですね。
そういった身だしなみは実際に働いてみて許容されるかわかることなので、
求人サイトからは絞り込めないといったことを把握しておきましょう。
実際に店に足を運んでみる
アルバイトを探すとき、全く知らない地域で働こうと思う人は少ないはず。
できれば働きたいエリアのコンビニを数軒回ってみて、店員さんの雰囲気や身だしなみをチェックしてみましょう。
店員さんが、ピシッとした身なりで、ネクタイ着用だったら可能性は低くなりますが、
パーカーのフードが出ていたり、色付きのズボンを着用している店員さんがいたら可能性は高まります。
身だしなみは店舗によって大分変わってくるので、実際に店を訪れる方がわかりやすいですね。
コンビニのバイト先で注意するべきこと
仮に、店員さんの身だしなみが厳しくなさそうで、ネイル・ピアス・髪色が自由そうな店舗を見つけたとしても喜んではいけません。
なぜなら、身だしなみに無頓着な店舗は、オーナーや店長が店舗運営をないがしろにしている証拠でもあるからです。
例えば、レジを任せっきりで放任主義だったり、スタッフの教育に力を入れていなかったりして、
自由に働けるかもしれないけども、仕事としてはメリハリがなく、だらけているだけでつまらないこともあります。
仕事をするならやはり、適度に働いて、仕事も覚えて、楽しさややりがいを見出していきたいですよね。
ネイル・ピアス・髪色が自由なおすすめアルバイト
髪色やアクセサリーが自由なコンビニで働くというのは、わりと難しいと思います。
ここでは、コンビニ以外ではどういったアルバイトがおすすめかについて紹介します。
居酒屋のアルバイト
以前に居酒屋でアルバイトしていたこともありますが、
髪色・アクセサリー・服装など全てにおいて自由なのが居酒屋バイトです。
人によって向き不向きはあるかもしれませんが、
忙しい時間帯をスタッフ同士で協力してまわしていくのは楽しいのでおすすめです。
また、同じような身だしなみの人は、必然的に自分と気の合う性格の人が多くなってきます。
例えば、髪色が明るい人は美容学生や、遊びたがりの大学生が多く、
友達づくりのきっかけの場としてもおすすめできます。
デスクワークのアルバイト
事務系やコールセンターなど、お客さんとの接点がなく、パソコンと向き合う仕事であれば、
身だしなみは気にしない職場が多いですね。
とくにIT系のデスクワークは時給が高く、身だしなみも自由なうえにたくさん稼げるのがメリットです。
ちなみにネイルに関して気を使うのであれば、デスクワークの方がおすすめです。
居酒屋バイトだと、料理を運んだり、皿洗いをしたり、調理をしたり、ネイルが許容されていても、
仕事柄で邪魔になってしまったり、傷つけてしまうことがあるからです。
そのため、デスクワークでは長い爪のネイルをしている女性の人も意外と多いです。
在宅ワークや副業を始める
そもそも、どこかの店舗や職場に勤めるのではなく、家にいながら在宅ワークや副業に取り組むのもおすすめです。
在宅ワークであれば、基本的に誰かと関わる機会もないので、身だしなみについては何も言われませんし、
女性の方であればわざわざ化粧をして出勤する手間も省けますからね。
また、最近では未経験からWebライターや動画編集者として副業に取り組む人も増えています。
未経験からでもスキルアップすれば2000円近くの時給はもらえるようになるので、
場所や身だしなみに縛られない自由な働き方をしたい、高時給でたくさん稼ぎたいといった人におすすめです。
個性は大事なので大切にするべき
髪色や服装によってその人の個性が表現されるかと思いますが、現代においてはそういった個性がかなり重要です。
いまの日本では、みんな同じであることが正しいといった風潮があり、
長いネイルや奇抜な髪色は、冷めた目で見られてしまいがちです。
しかし、自分の身なりについて世間体を気にすることなく、自分の好きな風に生きることの方が大切ですね。
仕事やアルバイトもそういった基準で探してみるのもおすすめだと思います。