郵便物を出すために切手が欲しいな、と思ったとき、
- コンビニで切手は売ってるのかな
- 種類はどれくらいあるんだろう
- コンビニで切手はどうやって買えばいいの
と思った人もいるのではないでしょうか。
この記事では、元コンビニ店員の僕が、コンビニで売っている切手の種類を紹介するとともに、コンビニで切手を買う方法についても紹介します。
コンビニで切手を買いたいと思っている人は、ぜひ参考にしてください。
コンビニで売っている切手の種類
コンビニは日本郵便から委託された販売所という位置付けなので、基本的には郵便局で取り扱っている切手やはがき、レターパックなどは取り揃えています。
しかし、店舗や地域によっても品揃えが違うのも事実です。
ここでは、コンビニで主に取り扱っている切手の種類について紹介します。
1円切手
切手の金額の端数をそろえたり、古い切手を使っていた場合に付け足したりと、わりと使う機会があるのが1円切手です。
店舗によっては、2円切手を代用していることもあるので、1円切手か2円切手のどちらかしか置いてないこともあり得ます。
なお、1円切手だけコンビニで買うのは申し訳ない、という人もいるかもしれませんが、1円切手は1枚だけでもちゃんと販売してくれるので安心しましょう。
2円切手
2円切手も1円切手と同じように、端数をそろえるために重宝します。
こちらも1円切手の代用として、1円切手か2円切手のどちらかしか取り扱っていない店舗もあるので注意が必要です。
2円切手は5枚で10円になるので、10円切手の代用としても使うことができます。
1円切手か2円切手で迷ったら、大は小を兼ねるという意味でも2円切手を買うことをおすすめします。
10円切手
10円切手は取り揃えている店舗が多いです。
用途としては、84円と94円の差額分を埋めるのに使うことが多いのではないでしょうか。
目的の金額の切手がない場合に、10円切手を何枚か貼り付けて代用することもできますが、基本的には多くの切手を貼り付けることは好ましくありません。
あくまで、目的の金額の切手がなかった場合の、代用策として使うことになります。
63円切手
通常のはがきに貼り付けるのが63円切手です。
そのため、ほとんどの店舗で取り扱いがあると思って大丈夫です。
63円切手は慶事用切手や特別切手がありますが、基本的にコンビニでは普通切手のみ取り扱っています。
2019年10月以前までは62円でしたが、それ以降は63円と値上げしたので、古い切手を持っている人は注意するようにしましょう。
84円切手
切手といえば84円切手というくらい有名な種類ですね。
こちらは、25g以内の定型郵便物に使う切手になります。
どんなに切手の品揃えの悪い店舗でも、84円切手だけは全国どのお店でも取り揃えているので安心です。
しかし、それゆえ品切れしていることもあるので、その点は注意が必要です。
84円切手であっても、慶事用切手や特別切手はコンビニでは取り扱ってないと思った方がいいでしょう。
ちなみに84円切手は2019年10月以前までは82円切手でしたので、2円ほど値上げされました。
古い82円切手を持っている人もいるはずですが、その場合には差額の2円分の切手が必要になるので、忘れないようにしましょう。
94円切手
94円切手は50g以内の定型郵便物に必要な切手です。
実際に25gなのか50gなのかって判断しにくいので、書類2枚程度で悩ましいラインの場合は、94円切手を選ぶようにしましょう。
仮に、もし25gを超えていて、切手の金額不足で戻されてしまったら時間のロスになってしまうので、不安な人は94円切手を買うことをおすすめします。
また、84円切手を持っている人でも、念のために10円切手をプラスしておくのも有効ですね。
120円切手
120円切手は50g以内の定型外郵便物に必要な切手です。
定形外の規格は、「長辺34cm以内、短辺25cm以内、厚さ3cm以内および重量1kg以内」と定められています。
定形外郵便物では重さによって必要な切手の金額が変わり、
- 50g以内だと120円
- 100g以内だと140円
- 150g以内だと210円
と、なりますので、もし重さに関して不安に思うなら、最初から140円分の切手を貼っておくことをおすすめします。
その場合は、120円切手と10円切手を2枚の組み合わせが必要になります。
上記以外の切手について
ご紹介した切手の種類は、1円切手、2円切手、10円切手、63円切手、84円切手、94円切手、120円切手の7種類ですが、切手の種類はそれ以外にもたくさんあります。
- 5円切手
- 20円切手
- 50円切手
- 100円切手
- 140円切手
- 210円切手
などの種類もありますが、コンビニで取り扱っている切手の種類は、先ほどの7種類がメインになるかと思います。
理由としては、使用頻度の高い切手だったり、お客さんのニーズに応じて絞っていたり、基本となる切手でその他の金額も代用できることが理由として挙げられます。
切手は何枚か組み合わせて貼ることが可能なので、そのお店の取扱状況に応じて、臨機応変に対応するようにしましょう。
はがきやレターパックも販売している
コンビニでは切手の他にも、はがきやレターパックといった商品も取り扱っています。
特に少し大きめの郵便物であれば、レターパックの方が適していることもあります。
必要な切手が売っていなかったり、サイズや重さがよくわからない場合は、レターパックを購入してみるのもいいかもしれません。
コンビニで切手を買う方法について
コンビニでは様々なサービスを取り扱っているので、切手をどのように買ったらいいか迷ってしまう人もいるかと思います。
しかし結論として、コンビニで切手を買う方法に特別なことはなく、店員さんに「〇〇円切手をください」といえば販売してもらえます。
1枚から数十枚など、必要な枚数を買うことができるのと、郵便局の窓口にわざわざ並ばなくて済むというメリットがあります。
しかしデメリットとしては、お店によって取り扱っている切手の種類が違ったり、在庫として確保している切手の枚数が多くないことです。
切手があまり売れない店では、多くの種類と在庫を抱えていることは少ないです。
また、普段から切手をきちんと取り揃えているお店でも、一時的に品切れしてしまっているということはあり得ます。
切手を確実に買いたいという人は、窓口に並ぶ手間がかかったとしても、郵便局で切手を買うことをおすすめします。
切手が売っているコンビニ
コンビニであれば基本的にどの店舗でも切手やはがきを取り揃えています。
なので、最寄りのコンビニでも大丈夫です。
ちなみに僕は近所のファミマをよく利用しています。
ファミマに関してはこちらの記事 ファミマで切手やはがきは売ってる?レターパックは?種類も紹介しますが参考になるのでよければご覧ください。
コンビニ以外でも、スーパーや小売店、金券ショップでも切手を買うことができます。
もし事前に切手を用意できるなら、Amazonや楽天市場などのネットショップを利用するとポイントも貯まるのでおすすめです。
コンビニで切手を買うなら現金支払いのみ
コンビニでは電子マネーやバーコード決済などのキャッシュレス決済が充実していますが、一部商品はそういった支払い方法に対応していない場合があります。
その一部商品とは、まさに切手やクオカード、ギフトカードなどの金券類で、基本的にどのコンビニチェーンでも現金支払いのみとなっています。
しかし、最近では郵便局の窓口がキャッシュレス決済に対応したことが話題となり、
もし大量買いやまとめ買いなどで、クレジットカードなどを使いたい場合は、郵便局の窓口で直接買うことをおすすめします。
もしくは先ほどご紹介した、Amazonや楽天市場などのネットショップを利用する方法です。
まとめ
コンビニでは様々な商品を取り扱っており、切手やはがき、レターパックといった商材の委託販売も行っています。
近くて身近な存在のコンビニですが、全てが全て取り扱っているわけではないことを理解しておきましょう。
どうしても切手を買いたいのであれば、多少は遠くとも郵便局の窓口にて買い付けに行く方が正確なので、試しに近所のコンビニでも尋ねてみるくらいの気持ちで臨んでおきましょう。