勉強しないといけない、筋トレしないといけない、どんなことでもやる気の出ない時期って絶対にありますよね。
僕がいま書いてるこのブログですら、やる気が出ない時は平気で4ヶ月くらい放置してしまいます。
とはいえ、大人になるとやる気が出ないでは済まされないことも多く、僕は自分のやる気に向き合う必要がありました。
そこで気づいたことがあり、やる気が出ない時期、スランプなどは絶対に避けられないということです。
この記事では、やる気が出ない時期にどう向き合うか、いかにしてやる気を維持するか、について僕なりの見解をまとめましたので、ぜひ参考にして頂ければと思います。
やる気が出ない時期は避けられない
いいときもあれば悪いときもある。同じように、やる気の波も存在します。
いくら意思の固い人でも、今日だけは乗る気じゃない、やる気になれないと感じることは絶対にあります。
そもそも疲れてるかも
やる気が出ない原因はいくつかあるはずですが、そもそも心身が疲れ切っていては、やる気が出ることはありません。
一度燃え尽きてしまうと、また燃えるための燃料が切れてしまうため、一度に燃やしすぎもよくありません。
よくあるのが、受験勉強で自分を追い込みすぎて完全に燃え尽きてしまうケース。何もかもがすっからかんになってしまい、もう何もする気が起きない、という状態になってしまうと復活するのが難しくなります。
やる気が出なくなるほど自分を追い詰めないよう、ある程度は自分の体力を残したまま、自分のペースで続けていくことが重要です。
やる気がありすぎてもよくない
また、スタートの時点でやる気がありすぎるのは危険なサインです。
最初のやる気やモチベーションが高すぎるあまり、後になって一気に沈んでしまうこともよくあります。
何事も始めたては気分が舞い上がってしまうもの。しかし、最初ほど冷静になることが重要。
やる気やモチベーションなんてジェットコースターのように、一気に落ちてしまうので、なるべく高低差がつかないように意識するといいかもしれません。
僕のおすすめは、最初ほどやる気を低く保ち、徐々にモチベーションもアップしていく方法です。ああ
やる気は湧き出てくるもの
やる気とかモチベーションって、出そうと思って出せるものではないですよね。自然と内側から湧き出てくるものだと思います。
とはいえ、いつまで経っても湧き出てくる気配もない、という人もいるはず。そういった場合は、やる気を人工的につくり上げてしまいましょう。
人工的なやる気は、本当のやる気ほど効果は強くないものの、最初の取っ掛かりとしてはものすごく優秀です。最初は自力で火起こしして、火がついてきたら後は任せる、みたいな感覚でOKです。
これ以降では、自分の力で人工的にやる気をつくり出す方法について紹介します。
やる気スイッチの入れ方を紹介する
まず、やる気スイッチを入れる前に、感情を無くしてみること。無駄な感情があると、自分のやる気に一喜一憂してしまうので、とにかく感情は排除しておきましょう。
【1】感情をゼロにする
やる気スイッチを入れる準備として、まずは感情を無くします。その際に重要なのが、欲張らないこと。
何かを新しく始めたとき「1ヶ月でマスターしてやる」「最低1日4時間はやる」とか高い志を持ってしまいがちですが、高すぎる目標は感情に影響を及ぼしてしまいます。
これから取り組むことと、自分の感情は極力切り分けるようにするべき。理想は、感情がなくても、ロボットのように取り組むことができる状態。
ここを目指すべく、まずは自分のなかから目標に対する全ての感情を排除しましょう。ロボットのつもりで。
【2】何かを犠牲にする
目標のためには、何かを犠牲にしましょう。取り組むべきことに1点集中できるように、他のことは全て捨てるつもりで臨みます。
例えば、勉強しようと思ったらテレビや漫画は自分の部屋に置かない、スマホはリビングに置いたままにする、というのでもOKです。
もしくは、受験に合格するために、赤本や参考書を買いまくるというのも手段ですね。お金をたくさんかけて、お金を犠牲にすることは、自分のやる気をアップさせるうえでとても有効な方法です。
人は一般的に「損したくない」という感情が強く働くので、既にお金をかけてしまった状態っていうのは最強です。
【3】ルーティーンを確立する
そのあとは、自分の日常のなかに、その作業をするであろう時間を確保し、生活のルーティーンの一環に組み込んでしまいましょう。
このとき重要なのが、他の行動とセットでルーティーンに組み込むことです。
例えば、朝にトイレに行ったら歯を磨く、ご飯を食べたら散歩する、など、何かしらでもいいのでその他の行動とセットにすること。
おすすめは、夜にシャワーを浴びたあとに机に座る、がおすすめです。そして机に座る、とペンを持つ、を結びつけていきましょう。
ルーティーンの確立は、自分の意思力も必要なので少し大変かもしれませんが、とても小さなルーティーンでもいいので確立しておくとスムーズになります。
【4】ルーティーンを継続する
そうして小さなルーティーンを1週間ほど継続できたら、やる気スイッチは見えてきました。
例えば、毎日シャワーを浴びた後に机に向かって、少しでも勉強に取り組めた、という実績があれば、自分にも自信が持てるようになるはずです。
逆に、3日でサボってしまった、という結果であれば自分に自信はなくなってしまいます。
とにかく最初のうちは小さなルーティーンを積み上げて、自分に自信をつけていくことが重要です。
いかにして小さな成功体験を積み上げることができるか、この一言に全てが詰まっているといっても過言ではありません。
【5】やる気スイッチを押す
小さな成功体験を積み上げることができたら、始めてやる気スイッチが押せるようになるはずです。
自分ってもしかしたらできるんじゃないか、このまま継続していけば結果が変わるんじゃないか、と思い始めたら上出来です。
結局のところ、やる気スイッチを押すには、自分が自分に対して、自信を持たせること、期待させることが重要です。
先が見えない暗いトンネルでは、やる気もモチベーションも湧き出ませんが、もう少しでゴールしそう、というようなあと一歩の状況があると、自然とやる気が湧き上がってきます。
自分に自信をつけて、もう少し、あと一歩、というような状況をつくりだすことによって、始めてやる気は湧き出てくると僕は実感しています。
やる気が出ない理由はたった1つだけ
やる気に関して総じて言えることは、その取り組みにあなたがワクワクしていないからです。
勉強だったら、勉強しまくった先の未来だったり、勉強して得られるメリットなど。資格取得も同じく、資格を取った先にどういった未来が浮かぶのか。
物事は嫌々で続けられることは少ないです。本当に自分の好きなことだったら、多少嫌な時期があったとしても、なんだかんだ継続できるはずです。
そして継続することができていれば自分の自信に繋がります。自信があって小さな成功体験が積み重なれば、自然とやる気が湧き上がってきます。
やりたくないことをどうしてもやらないといけない、という場面もあるかと思いますが、基本的には自分の好きなことを選択するような人生にするとハッピーですよ。
そうすると、努力や継続のハードルも低くなり、成果を出すのが圧倒的に楽で簡単になるからです。
自分の好きなことを好きなだけ続けて、成果を出す。その過程で自分に自信をつけていけば、あなたのやる気スイッチはどんなときでも作用するようになるかもしれません。