MENU

競争社会に疲れたら逃げてもOKです【逃げるが勝ちの時代】

競争社会に疲れたら逃げてもOKです

最近の日本では、終身雇用の崩壊、AIの台頭、少子化などにより、生産性の向上、効率化が求められています。

そうなると、従来の常識や概念が見直されていき、無駄なものはどんどんカットされていきます。

世の中はどんどん合理化されていき、ハッピーになりますが、それと同時に競争社会が激しくなることも確かですね。

僕自身、昔から周りと比べられたり、競争することが好きではないので、競争社会に対しては悩ましいところがあります。

これからは、競争社会で消耗する人も増えてくると思いますが、本当につらいなら逃げてもOKです。その理由を解説していきます。

目次

競争社会に疲れたら逃げてもOK

競争社会に疲れたら逃げてもOK

そもそも、競争社会に疲れたと思った時点で、いまの環境を見直してみると良いです。

世の中にはそういった環境でも気にせず、頑張り続けられる人もいたりするので、人と比べるときつくなります。

僕は会社を辞めました

僕は以前に、WEBマーケティングの会社で勤めていたのですが、ざっくりいうと、数値の世界なんですよね。

お客さんのサイトのアクセス数が、どのくらい良くなったのか、申込数はどれくらい増加したのか、判断されるのは全て結果の数値です。

もちろん、僕も合理的な考えを持っているので「結果が重要」なことは理解しています。

しかし、そういう環境下で働き続けるのは少し苦しかった。なので僕は会社を辞めました。

会社を辞めたら心が落ち着いた

そして会社を辞めて、2週間くらいしたら、人生の悩みはどうでも良くなりました。

それまでは、

成果を出せない自分→生きている価値がない

という感じだったのですが、仕事を辞めたら、

成果を出せない自分→そのままでもいい

といった感じで、自分自身を捉えられるようになりました。

人間の生きている意味を考えると、話がややこしくなってしまいますが、要するに、どんな人であろうと人の価値は同じ、ということ。

成果を出せない自分、世の中の役に立たない自分でも、許せるようになり、自己肯定感も少しアップしました。

比較されないことで成長した

話は変わりますが、以前の僕はコンビニで店長をしていました。

そこのオーナーは20店舗ほどコンビニを経営していたのですが、僕はその中でも1番売り上げが高い店舗を任せてもらっていました。

なぜ、僕みたいな人間が、そんな立場を任されたのか考えてみると、まわりと比較せずに、自分の基準を高めることだけに力を入れていたからですね。

他の店舗と比べられて、できている箇所、できていない箇所を指摘されて伸ばすより、自分の中にある完璧を目指して、日々頑張っていく方がモチベーションも高く、成果も出ました。

マイペースって、のろまなイメージがあるかもしれませんが、マイペースの方が成果を出せる人もいるのは確かです。

比較されると逆に成果が出ない

人と比べられることにより、負けず精神で頑張れる人もいるかもしれませんが、そういった動悸って長続きしないんですよね。

本当に重要なのは、自分の中にあるモチベーションだったり、心から熱中している状態です。

比較されると、自分なりに頑張っていたとしても怒られたり、謝らないといけなかったりして、無駄に消耗するんですよね。

それなら、少しくらい遅くとも、ずっとマイペースを貫いた方が、トータルとしての成果は高くなると僕は考えています。

比較されると一時的には伸びますが、無駄に消耗するので、長期的に持続することが難しいです。

競争社会で生きれる人はそのままでいいと思う

競争社会で生きれる人

競争社会に対して、少し批判的な立場をとってしまいましたが、競争社会の中でも生きれるなら、それは素晴らしいことだと思います。

競争社会で生きれるのは素直な人だと思う

言い方は悪いかもしれませんが、競争社会で生きつつ成長できる人って、素直で洗脳されやすい人だと思うんですよね。

素直で洗脳されやすいと、まわりのアドバイスを取り入れまくって、どんどん愚直に行動するので、めちゃくちゃ強い人材になります。会社でも若くして出世するタイプです。

ただ、こういった人って少ないんですよね。

多くの人が途中で疑問に感じたり、仕事の仕方や考え方にそぐわなかったりで、やる気を失ってしまったり、辞めてしまうことが多いです。

競争社会では優秀な人がさらに出世する

競争社会で成果を出し続ける人は、従来よりもさらに出世するはず。

よくある例え話ですが、1万円の人件費があったときに、時給1,000円の人を10人雇うのと、時給10,000円の仕事ができる人を雇うのでは、後者の方が遥かにパフォーマンスが高い。

言い方が悪いかもですが、仕事ができない10人より、仕事ができる1人の方が、重宝されるということです。

そうなると、仕事ができない人はどんどん切り捨てられて、仕事ができる人のみに更に仕事が割り振られ、お給料も倍々で高くなっていくということです。

大多数の人は埋もれてしまう

とはいえ、そんなスーパーマンはごく一部。ほとんどの人は、普通で一般的なので、競争社会では埋もれてしまうことになります。

要するに、いてもいなくても変わらない人、みたいに捉えられてしまうかもです。

秀でていることや個性がなければ、「ただの人」となってしまい、代わりはいくらでもいる、といった見方をされてしまいます。

とはいえ、競争社会といくらいっても、そういった人でも生きていくことは可能です。しかし、より一層、消耗しやすくなりそうです。

競争社会では逃げることが重要

競争社会では逃げることが重要

ではそういった大多数の一般人に残されている道は1つです。

それは逃げること。

負け戦には挑まないこと

自分が上り詰めていけない、活躍できない、と思った戦には、素直に撤退するのが吉です。

自分を凡人と自覚したのなら、凡人でも戦える場所を模索して、できるだけスーパーマンとは張り合わない場所を見つけましょう。

この戦略には賛否両論あるかもしれませんが、「逃げるが勝ち」の戦法をとるのも、賢い生き方です。

なるべく消耗せずに、体力を温存しておく、そしていざ勝負できそうな時に勝負する、というのが僕の生き方のモットーです。

ブルーオーシャンを探し続けること

そして、なるべくレッドオーシャンな場所は避けて、時間がかかってもいいからブルーオーシャンの場所を見つけること。

取り柄や個性がないのであれば、競争の少ないところで生きるしかありませんからね。

もしくは、自分が安心していられる居場所を確保した後に、個性をつけていけばOK。

ブルーオーシャンの場所で、消耗しない環境を手に入れ、少しずつ自分の取り柄やスキルなどを身につけていきます。

僕の場合は、こうやってフリーターをしつつブログを書いて、発信力やブログ運営の能力を身につけています。

3年後にもう1回比較してみよう

そうして、殻にこもったままコツコツと自分なりの努力を続けていたとします。

3年後にもう1回、昔の自分が競争していた相手や、前に働いていた会社の同僚などと比較してみると、意外と自分の方が成長していた、というパターンはあり得ます。

最初で触れた通り、マイペースの方が長期的に見れば成長することもある、といった事例です。

ここで重要なのが、もともとは競争社会でいたが、一旦マイペースに切り替え、自分なりの基準でコツコツと行動してみた、というところです。

競争社会で消耗する人が増えそうな予感

ちなみに僕は、これからこのような経験をする人が増えるのではないか、と思っています。

競争社会を経験して消耗する。その後に1回落ち着いた場所に移り、自分を見つめ直したり、体勢を整えたりしてから、また勝負を仕掛けに行く、といった経験です。

そこで重要なのが、1回落ち着いたり、クールダウンする期間ですよね。

具体的には、仕事を辞めたり、転職してみたり、住む場所を変えてみたり、といったことですが、何にせよ今の社会は依然として、こういった変化に厳しめです。

仕事を辞めると親に報告すると「何を考えているんだ」となるし、転職すると「根性なし」と言われがちです。

しかし、こういった経験を積まないと得られない重要なことはたくさんあるので、僕は新たな人生を切り開こうとしている人たちを応援しています。

当ブログでは、新しいことに挑戦しようとする人に向けて、有益な情報を発信していますので、よければ他の記事もご覧ください。

何かお気づきのことがありましたら、TwitterのDMまでメッセージを頂ければと思います。

目次