FX初心者が1年間トレードしてみた結果200万円負けました

FX初心者が200万円負けた

こんにちは、りくやです。

20歳の頃にFXを始めてからというもの、僕の人生そのものを大きく左右するような出来事がたくさんありました。

それは良くも悪くも、これから生きていく上で、とても貴重な経験として財産になりました。200万円という代償は大きいですが、負けから学んだことは多かった。

この記事では、実際にFXで負けたことについての、リアルな気持ち、失敗や反省、その後、を反面教師としてみなさんに伝えていければ、と思っています。

目次

FX初心者が1年で200万負けた収支を公開

FXを始めたきっかけ

当時の僕は大学を中退して、コンビニで店長として働いていました。どうせ中退したからには、お金をいっぱい稼ぎたいので必死に考えました。

もらえるお給料はせいぜい30万が限界。そうなると副業で稼ぐしか道はない。

そう考えた僕は副業に取り組み始めましたが、真っ当なビジネスをするはずもなく、本格的にスロットに取り組み始め、スロットで稼いでいく道を選びました。

なぜスロットを選んだかというと、友達や職場の人がスロット好きだったのと、スロットで遊びながら稼げるなんて最高だな、っていう単なる興味本位です。

もちろん最初はスロットでは稼げなかったし、何度も負けを繰り返して絶望していましたが、最終的には月10万円近く稼ぐことができていました。

本業で稼ぎつつ副業のスロットで月10万円稼げていた僕は、とても幸せな生活を送っていたのですが、悲劇は起きました。それはスロット5号機の年内撤去です。

僕がスロットで稼いでいた2018年頃は、 

  • ミリオンゴッド-神々の凱旋-
  • バジリスク~甲賀忍法帖~絆
  • 魔法少女まどか☆マギカ

など、設定6で機械割118%を超えてくる優秀なスロットがあったのですが、それらが全て年内で撤去されるという事件です。

以前から5号機の撤去はわかっていたのですが、ついに施行されるのか、という驚きとともに、これからスロットの副業で稼げなくなってしまう、という焦りが芽生えました。

僕の立ち回りは、このなかでもバジリスク絆に特化していたし、次の6号機では確実に稼げないことがわかっているので、どうすればいいのだろう。

そこで思いついたのが、スロットから脱却してFXへの移行でした。

FXであれば、時間や場所に捉われずにトレードすることができるし、機種による差もなく相場は常に一定です。もうFXしか残されていないと。

FXを始めてみた結果

2019年の1月に楽天証券で口座を開き、まずは低資金でFXでトレードしてみました。

初めてFXのトレードをした時の記憶はいまでも覚えています。とても簡単でびっくりしました。ボタン1つで資金が増えたり減ったりしていくのです。

スロットであれば、わざわざ店舗に行って台を確保して数時間も回し続けるのに、FXはボタン1つで取引が可能です。とにかく簡単で楽でした。

それからというもの、血眼になってチャートを見続け、FXにどっぷりと浸かってしまいました。相場が気になるので、いつもスマホでチャートを確認。

そして追い討ちをかけるように、ビギナーズラックが働いたので、とにかく勝っちゃうんですよね。え、こんな簡単に稼げていいの?っていう感覚。

初心者でも1日に5000円くらい稼げたし、やればやるだけ勝てるので、やらない理由がありません。

そして、初心者がFXを始めて1ヶ月ちょい経ったときの収支ですが、これヤバくないですかね。

50万円を元手にFXを始めて、1ヶ月ちょっとで475,000円です。普通に月収の2倍くらい稼げてビビります。

ロスカット43万円事件

そして風向きが変わったのが、475,000円プラスの数日後。

余裕こいて、FXを舐めくさっていたので、値動きの激しいポンド円を3日間くらい放置していました。どうせ勝てるだろ、負けたらその時だ、くらいの感覚。

そうしたら、どんどん含み損が増えていくわけです。マイナス20万円くらいの含み損の時は、どうせすぐに戻る。もう少し待てば大丈夫だ。

なんて思っていたのですが、含み損が戻るはずもなく、43万円のロスカットが執行されていました。ご覧ください。

マイナス430,650円のロスカット。1回の損切りでこの金額って普通にヤバすぎました。利益も全部吹っ飛びました。

けれども本人はいたって冷静なのです。どうせこれでもプラマイゼロだから、損したわけではない。また1からコツコツ利益を積み上げていこう。

ショックはなかったものの、これがロスカットか、こうやってFXは大負けするのか、勉強になったぞ、という感じでまだまだ前向き。

しかしこのロスカット43万円事件を機に、少しずつ歯車が合わなくなっていきます。

なにをしても勝てない

なぜかトレードで勝てるようになり調子に乗っていた頃。ビギナーズラックの効果が薄まっていったのです。

いままで通りにトレードしてるのに、なぜか勝てない。真面目にトレードしてるはずなのに、一切勝てない。思った方向から全て逆行していく。

どうやっても勝てないのです。まるで誰かに操られているように。

そんなこんなで、1ヶ月トレードをし続けた結果。

1ヶ月で405,018円のマイナスです。先月にロスカット43万円事件があったにもかかわらず、その次の月で40万負けなので、さすがにやばくなってきます。

しかも、3月に40万円プラスになった瞬間から、金遣いが少し荒くなってきたので、カードも切りまくっていました。

出費が増えていく一方で、資金がどんどん減っていき、メンタル的にもきつくなっていました。しかしこのとき考えていたのは、どうやったら取り戻せるのか。

1ヶ月前は40万円のプラス収支だったので、負けていてもいつかは取り戻せるはず、と信じて諦めませんでした。絶対に取り戻してやる、と。

トータルの収支を公開

お察しの通り、これ以降はどんどん負け続けて地獄に真っしぐらでした。地獄の日々が続いていきました。

初心者がFXを1年やってみた収支結果はこちら。とても情けない結果です。

こちらは楽天証券での取引で、マイナス1,729,237円です。他にDMMの証券口座でも取引していたので、そちらも合計すると約200万円のマイナスです。

1ヶ月ごとの収支(楽天証券)はこちらになります。

  • 4月:−405,018
  • 5月:−115,627
  • 6月:−68,032
  • 7月:−74,375
  • 8月:−228,421
  • 9月:−7,805
  • 10月:−72,542
  • 11月:+78,495
  • 12月:−330,092
  • 1月:−168,588
  • 2月:取引なし
  • 3月:−230,410

11ヶ月のうち、プラス収支は1ヶ月のみ。他は真っ赤かですね。2月は忙しかったので、トレードはお休みしていました。

なぜ、ここまでFXを続けていたのか疑問に思いますよね。答えは簡単で、絶対に取り戻したいから。これだけです。

半分ガチで半分はヤケクソ状態でした。そりゃ正常な判断もしにくいし、落ちるとこまで落ちてみようって気分でした。

以上が僕のFX1年目の成績でした。これを見てどう思うか。ちなみに僕は、そこまで悲観はしていません、以下で反面教師の経験を活かし、ポイントを紹介していきます。

FXで200万円負けてわかったこと

振り返ってみると、FXで200万円負けた経験は、考え方によっては安く済んだともいえます。決して負け惜しみではないです。

なぜかというと、圧倒的に失敗したことにより、地獄に落とされたような苦痛や、先が見えない絶望感などを、とことん味わうことができたから。

要するに、めちゃくちゃ辛かった、ってことです。

でも、こういう辛かった経験って成長するには必要不可欠だったりします。

受験で毎日12時間勉強し続けること。朝から晩まで部活でキツイ練習をこなすこと。納期に追われて残業漬けで働くこと。

どれをとっても、ここ1番の踏ん張り時だったり、めちゃくちゃ辛いけどこれを乗り越えたら成長できる、みたいな壁ってありますよね。

僕はFXにおいて、このフェーズをクリアしたと思っていて、初心者の誰しもが立ちはだかる「負け続ける日々」という壁を乗り越えて、見えてきたことがあります。

メンタルが9割

勉強、スポーツ、仕事、FXや投資、すべてに共通するのが、メンタルが9割ということ。

厳密にいうと、細かいテクニックなどはあるかもしれません。しかし根本的な問題としては、強靭なメンタルを持っているかどうか、が重要になってくるわけです。

FXの場合でいうと、負け続けた時。

  • 冷静な判断ができるか
  • 一旦やめる勇気があるか
  • 決して悲観的にならないか

これってすごく当たり前に見えるかもしれません。ただ、実際のトレードになると、ほとんどの人がこの3つを守れないし、

そもそも負け続けてたら、自分には才能がない、これは難しすぎる、といって諦めてしまう人だっています。

なにかを成し遂げた経験がある人はその点で強いですが、受験勉強に関しても、偏差値があがらない時だってあるし、むしろ下がっていくこともある。

自分が不利な状況の時、失敗している時に、どういう判断ができるのか。

失敗している時こそ、その人の本当の姿が浮かびあがってくるのだと実感しました。

本質はシンプル

FXで勝つためには、ファンダメンタルズを学んで、経済を学んで、各国の政治も学んで、って思いがちですが、実はこういったことは重要じゃなかったりします。

FXってすごくシンプルで、安く買って高く売る。これだけ。

トレードする上で意識するべき大事なことはこれくらい。

  • 資金管理を徹底する
  • マイルールを決める
  • 欲張らない

すごく当たり前でシンプルなことだけど、実際のトレードではこの通りにできない。当たり前なことですが難しい。

実際にトレードをしてみても、マイルールに忠実に従っていれば、大損は避けられるし、勝てる確率も上がってくるわけです。でもルールを破ってしまう。

なぜルールを守れないのか。自制心の弱さ、気の緩みや心の余裕、感情的な判断、などいくつかの要因が隠れているはず。

本質はシンプルですが、いつだってその裏には、たくさんの要因が関係し合ってる。それを1個ずつ解決していって、シンプルな答えにたどり着く。

もっと簡単にいうと、当たり前のことを当たり前にできるようにするには、自分自身を問いただして、アップデートしていく必要があります。

負ける度に、なぜ当たり前のことができないのか、自分に問い続けて、自分を見つめ直してみる、こういった地道な作業が大事でした。

固定概念の破壊

トレードって、買いと売りの2択のみで、確率では50%ずつですよね。しかし、ほとんどの人が負けるようになっているのが相場です。

なぜ負けるのかというと、大半の人の考え方が、負けるようになっているから。

もっと簡単にいうと、みんなと真逆の考え方を持っていれば、勝てるようになるわけです。この本質もすごくシンプルです。

なのでトレードする時も、チャートの見方、損切りや利確の基準、相場の方向感、などに対して自分の持ってる常識や固定概念をすべてぶち壊していく。

失敗する度に自己否定を繰り返し、気づけばまわりと正反対のような考え方を持つようになっているはず。

普通では考えつかないことや、頭の働かせ方ができるようになると、トレードで勝てる第一歩に近づけるようになります。

この作業は自己否定が必要なので、自己肯定感や自尊心などを損なうこともあります。しかしその分謙虚になれるし、冷静かつ論理的思考も芽生えたりします。

自分に向き合う

トレードに向き合うほど、自分自身に向き合うことが必要になります。

なぜ負けたのか、あんな判断をしたのか、欲張ってしまったのか、すべて自分に問い詰めて、自分で答えをだして、自問自答していく状態。

僕はこの1年間、嫌というほど自分自身に向き合ってきましたが、自分のことってよくわかってなかったし、まるで二重人格みたいに思えました。

自分に向き合えば向き合うほど、課題が見えてきますが、1個ずつ潰していくことにより、自分で自分をコントロールできるようになってきます。

その状態を作れると、自分を適切にコントロールできるようになり、迷った時もスパッと判断できるようになる。

たかがトレードなのに、結局は自分自身に行き着くわけです。なので僕からすると、トレードは奥が深すぎる。

トレードが上達するには、見えない答えがたくさん隠れていて、自分で考えて発見して、自分なりのルールを確立していく、その過程で自分を見つめ直す必要があると。

人生には投機と投資が必要

FXはデイトレードが主流なので、投資よりかは投機の色が強いです。投機というのは、投資よりも短期的な取引みたいな意味でOKです。

僕はFXで投機を学びましたが、ここ最近思うのは、投機と投資はかなり密接な関係があるということ。これも当たり前っちゃ当たり前なのですが。

投機はミクロの目線、投資はマクロの目線が必要になり、相関関係が働いています。

もっと簡単にいうと、FXを上達したいなら、株などの長期投資を学んでみることが近道かな、と思っています。

投機に大事なこと

短期トレードの投機では、投じる機会を探ることが大事だと思いました。どういうことかというと、

どの相場でもトレードしていいわけではなく、勝てる確率の高い機会だけトレードするということ。

相場の大部分はレンジ相場が占めており、狭い値幅で上下するイメージです。大きく勝ちにくいけど、大きくは負けにくいイメージ。

そのなかで、突発的にトレンド相場が発生すると、値幅が一気に一方に伸び始めます。そういう時にトレードできるかどうか。

価格変動が大きいのは、相場のなかでも滅多にないチャンス。投機はそういったチャンスを掴むべきものだし、うまく利用するものだと実感しました。

要するに、通常は安定的にローリスクローリターンだけど、トレンドが発生してここぞという時はハイリスクハイリターンで勝負すること。

滅多にないチャンスをつかむには、日頃からコツコツ利益を積み重ねて、勝負できるように下積みや準備期間が必要だということ。いざという時の瞬発力が大事。

投資に大事なこと

投機に比べても、よりコツコツ地道に利益を積み上げて、いかに安定できるか、リスクを排除できるのか、保守的なイメージがあります。

地道に利益を積み上げていくのは投機でも一緒ですが、大きく違うのは、長い時間を使って耐えること。

投資とはお金や努力を費やして、より大きな成果を将来に得ることですが、それとセットで必要なのが忍耐力だと思います。

長期投資になると、時間軸が3年や5年、もしくは10年以上に渡ります。

それだけの期間があると、いい時も悪い時もあり、途中でなにが起こるかもわかりません。リーマンショック級の大暴落が起きるかもしれません。

ですが長期投資では時間を味方につけて、着実に伸ばしていく必要があります。不都合なことが起きたからといって、売買するのでは意味がない。

どんなことがあっても、1度決めたなら長期で保有し続ける。1年や2年で成果や利益がなくても手放さない。

反対に、すぐに成果や利益がでたとしても手放さない。

そこに、はやく利確してしまいたい、という誘惑があったとしても耐えなくてはいけません。含み損の苦痛があっても耐えなくてはいけません。

長期投資って、覚悟がいるし忍耐が必要で、とても奥深いものだと思っています。

長い目線で物事を考えて判断することは、短期のトレードであってもすごく重要な材料だし、投機をより裏付ける根拠にもなり得ると感じています。

投機と投資が人生をつくる

ここまでで僕が実際にFXをやってみてわかったことを紹介してきました。

一番伝えたいことは、投機と投資を学ぶことで人生が豊かになるということ。

人生って自分のいままでの投機や投資によってつくられているはず。例えば受験や就職、結婚などは自分が判断して決めて選んだ結果です。

受験は短期トレードの要素があるし、結婚は長期投資の要素がありますよね。

自分が選んだ判断を、正しいと思って突き進むのか、間違っていると思って修正するのか、わからないから様子見するのか、

どんな判断がいいのかはわからない。けれども、どの判断を選ぶかで人生が変わるのは確かです。

投機と投資をよく理解することで、人生で大事な選択があった時、自信を持って決断することができるし、正解の方向に近づくことができる。

その裏付けには、短期と長期の視点を掛けあわせて、総合的に判断を下す能力があったり、自己否定しながら自分を問い詰め続けた過去もあったりします。

その時々にベストな道を選び続けることで、人生は確実に豊かになると僕は信じています。

ここまで自分の思考が確立されたのも、FXで200万円負けたから。そうでなかったら、投機や投資の本質に近づけることはありませんでした。

投資の世界に踏み込むことで、自分の思考がブレイクし、人生が豊かになっていく、というのを伝えたくて、ここまで書いていきました。

まずはFXから始めてみて、なにかあったら僕が相談に乗るので、Twitterなどで連絡をいただければと思います。ご覧頂きありがとうございました。

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