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大学中退はもったいないのか?2年間迷った僕が実際に解説します。

大学中退 もったいない

こんにちは、りくです。

僕は1年浪人して入った大学を3年で中退し、そこからフリーターになりました。

いまは正社員で就職していますが、大学中退はやはりもったいなかったと思ってます。

人によって進路は違うので、一概に大学卒業が正しく、中退は悪だ、ということはないと思います。

なので、僕の話が将来を迷っている人の、1つの参考になれば幸いです。

目次

大学中退はもったいないといわれる理由

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実際に僕は大学を中退したので、まわりから色々な意見をいただくことも多かったです。

学費がもったいない

私大だと1年に100万円以上の学費、また入学金も数十万円、受験費用や、それまでの浪人時代の予備校費用などを含めると数百万円という金額をかけていることになります。

親が出してくれたり、奨学金を使ったりして、そのときは特に思わないのですが、社会人になり返済するときにその重みがひしひしと感じるようになります。

仮に300万円くらいあれば、何ができたかと思うと、なんだかんだ取れなかった運転免許、自家用車、一人暮らしの初期費用、プログラミングスクールの費用、課外活動など、キリがありませんね。

時間がもったいない

Time is moneyなので、時間もお金と同じくらい重要です。

大学3年と浪人1年合わせて4年ほどを無駄にしたわけですが、この時間を若いときにしかできなかった経験に費やせばよかったと思います。

もちろん、有り余る時間は大学生の特権ですが、大学に通わずの4年間であれば、更に無限に何でもできる無敵の時期を経験することができます。

例えば、この無限の時間のうちに、勉強ではなくプログラミングとかを学べば、大学を卒業するよりも先に就職できるし、若くして月収100万以上を狙うこともできるんですよね。

ただ、そのような時間の使い方は今だからこそ思いつくわけであって、当時にそれを考えて実行しろ、というのはなかなか現実的ではありません。

経験がもったいない

ただ、いくら大学以外のところで良い人生を過ごしたとしても、大学の友達、サークルの人間関係、OBOGとのつながりなど、大学でしか得られない人脈、経験は必ず存在します。

特に有名な大学になれば人脈が効果を発揮するし、レベルの高い人と話したり行動する機会があれば、自分も鼓舞されてまわりのレベルに引き上がっていくこともできます。

社会に出て普通に就職したら、優秀な人と時間を過ごす機会は少なくなります。

大学時代に、同じ興味を持っている人や、志を持っている人と過ごすだけで、自分の価値観や人生も変わります。

環境に投資するという意味で、大学には通う意味があると思います。

学歴がもったいない

日本の大学生の8割以上は、大卒という資格を有するために、大学に通っていると思います。

たしかに、就職するとして大卒じゃないと入れない企業はたくさんあるし、高学歴の人しか入れない企業はたくさんあります。

選択肢が広がることも間違いありません。

とはいえ、学歴については有名大学であれば卒業する価値があるものの、俗にいうFラン大学であれば卒業するかは微妙なラインですね。

学びたいことや、大学生のメリットを活かして行動するならいいのですが、単に学歴目当ての場合だと大学4年間が苦痛になるかもです。

大学中退の決断は急ぐべき

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僕は大学を中退するのに、かれこれ2年くらい悩みました。

普通に悩みすぎでもったいないですよね。

人生の損切りを覚えよう

人生生きていれば色々な岐路に立たされます。

例えば、進路、結婚、マイホーム、転職など、いまの環境から抜け出し、新しい環境に飛び込むということは誰しも経験するはずです。

そのときに、はやめに決断して損傷を最小限にし、その後に得られるリターンを最大化するという損切りの考え方が重要です。

もし現在も大学に通われているのであれば、辞めることは確実にもったいないことになります。

しかし、その間、1分1秒着実と新しい未来から遠ざかっていることも確かです。

2年間を無駄にした僕のエピソード

先ほど、大学中退に2年ほど悩んだと書きましたが、こういった大きな決断から逃げていた僕は、大学をサボりながら遊びつつバイトに励んでいました。

しかし、腹をくくって2年前に辞めていれば、学費や時間も無駄にしなかったし、どこかに就職していればそこで2年分のキャリアを積み上げることができていたはずです。

思い立ったが吉日なので、何事も思い立ったときに、色々と決断してしまうのがベストです。

自分なりに決断する方法

でもどうしても決断できないという場合は、その後の選択肢を1つ用意することです。

例えば、大学を辞めたあとすぐにプログラミングスクールに通う、デザインの学校に行く、などその後の進路が決まっていれば、親や自分も納得しやすいです。

ただ辞めるだけだと、プー太郎のイメージが強くなり、まわりからの評判も悪くなり、自尊心の低下にもつながります。

その後の選択肢を見つけることに注力すると、自然と辞めることに抵抗が少なくなっていきます。

やりたいことを見つける

やりたいことがなくても、大学を卒業し就職することは可能です。

しかし、大学を辞めた以上は自分のやりたいことから逃れることはできません。

自分は今一度何をしたいのか、どういう人生を送りたいのか、を考えられなければ、大学中退という決断まで至らないと思います。

まずは、軽くでも自己分析に注力し、自分のやりたいことを見つけてみてください。

将来を明確にできることがスタート

なので、まずは将来のなりたい像、やりたいことを明確にし、目先の行動を決めてしまうことです。

そうすると、なぜか大学を辞めることでも、次第に人によっては前向きに捉えてくれることもあるんですよね。

大学中退は悪いイメージが拭えませんが、捉え方によっては新たな門出、新たなスタートともいえるわけです。

そうであれば、くよくよ悩んでいるよりも、早いに越したことはありません。

もし大学中退で迷っているようであれば、このブログのほかの記事も参考にしていただけると幸いです。

過去の自分に向けて書いている記事が多いので、誰かのお役に立てると嬉しいです。

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