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僕が大学中退を決断した理由と、その後の末路について紹介する

僕が大学を中退した理由とその後の末路

大学3年生のとき、1年間浪人して入った大学を中退しました。

予備校の授業料や、大学の受験料、2年分の大学の学費、大卒の資格、新卒カード、それら全てを捨ててまでも僕は大学中退を決意しました。

そこに至るまで、たくさんの悩みと苦労がありましたが、このように記事として皆さんに共有することによって、一人でも多くの人の悩みや迷いを解決する糸口になれれば、と思っています。

この記事では、僕が大学を中退するまでに至った経緯や、大学を中退した理由、その後の末路や現在についてまで紹介していきます。

大学中退をした理由を紹介する記事は多いものの、その後どうなったのか、いまはどうしているのか、まで詳しく書いた記事は少ないと思うので、ぜひ参考にして頂ければ幸いです。

目次

僕が大学を中退した理由

僕が大学を中退した理由

大学を中退する理由は人それぞれあるかと思いますが、

  • 経済的な理由
  • 学業の不振
  • 大学に馴染めなかった
  • 想像していたキャンパスライフではなかった

といったような理由が多いと思います。

もちろん、病気やケガでやむを得ない場合や、海外留学をしたり、就職するなど、他にも理由はたくさんあるはずです。

僕の場合は、想像していたキャンパスライフではなかったという理由でした。

経済的な理由や、家庭の状況、といった理由なら、まだ仕方ないような気がしても、想像していたキャンパスライフではなかった、なんか違う、といったような理由って、まわりにはかなり理解されにくいんですよね。

そんな理想と現実のギャップなんて、社会には数多く存在するわけだし、全部が自分の思い通りに上手くいくわけじゃないよって言われたらそれでおしまいです。

しかし、当の本人にしてみれば、せっかく大学に入ったのだから最大限エンジョイしたいと思いつつ、なんとなくそんな気になれなくてモヤモヤした状態が続いているのです。

そこで考え抜いた末に、思い当たる節が3つほど見つかりました。

入学した大学が第一志望ではなかった

大学に行くには大学受験に通過する必要がありますが、実際に大学受験で第一志望に受かることってほぼありません。

恐らく多くの人は、第一志望から第五志望くらいまで受けまくって、そのなかの受かった大学から、自分に合ってそうな大学を選ぶといったようなことがほとんどだと思います。

しかし、僕のように大学受験に浪人して、人より1年も多く受験勉強をしていると、絶対に第一志望に合格したいという気持ちが強まります。

そして、第一志望に落ちてしまって、第四志望の大学に入学した際に、自分はこんなはずではなかった、と現実を受け入れることができなくなってしまいます。

実際に入学した際に、この気持ちの落差についていけなくなることはわりとあります。

希望していた学部に入れなかった

また、自分の場合はこれとダブルパンチで、学部選びのミスマッチングが起こりました。

もともとは経済や経営学部を志望していましたが、ひょんなことから文学部のアジアに関する思想を学ぶ学科に入学することになりました。

歴史や語学の授業ばかりで、興味なさすぎて眠くて何も頭に入ってきませんでした。

大学は自分の学びたいことを更に学ぶために活用しますが、大学に入ってまで自分の学びたくないことを学ぶのは気が滅入ってしまいます。

「好き嫌いはよくないよ、意外と自分の興味が湧くかもしれないよ」といわれ続けてきましたが、授業の内容に興味を持ったことは1度もありませんでした。

まわりのレベルが低すぎる

これも浪人を経験したからこその理由ですが、入学した大学のまわりの学生のレベルが低すぎて幻滅してしまうことがあります。

というのも、当の本人が優秀かはさておき、予備校で1年ほどは高度な内容の学習をしていたわけですから、大学1年次の英語の授業のレベルの低さには驚かされます。

また、その授業で発言をしている学生のレベルの低さにも驚かされます。
こんな内容もわかっていないのかよ、といった感じですね。

なぜそうなるのかというと、人よりも1年多く受験勉強をしていたからという点と、1年間は遊ばずに真面目に孤独に向き合ってきたから、という理由が挙げられます。

高校卒業後、ストレートで大学に入学した場合だと、高校生の延長線上で大学1年生をエンジョイすることができます。

しかし、1年間の浪人を挟むと、高校から大学に進学する間に、世間とはかけ隔たれたような空白の1年が存在するため、まるで精神と時の部屋に3年くらい籠もっていたような錯覚に陥るのです。

そうなると、自分の精神年齢は18歳なのに、まわりの学生は15歳くらいなんじゃないか、って感じてしまうようになります。

プライドが高すぎる

第一志望のレベルがかなり高かった場合、受験に失敗して第四志望くらいの大学に入学すると、その理想と現実のギャップを受け入れられずに精神を病んでしまう人もいます。

自分はもっと頭のいい大学に入れるはずだ、こんなやつらとは一緒にしないでほしい、といったように、高すぎるプライドが邪魔して、結果的に何もしなくなってしまうこともよくあります。

プライドや理想が高いのもいいことですが、失敗したときの耐性がないとかなりきついですね。

その絶望感が、「自分はもっと上に進まなきゃいけない」と自分を奮い立たせるのか、「こんなはずじゃなかった、世の中は不平等だ」と人のせいにして生きるのかで、その後の将来が決まってきます。

想像していたキャンパスライフとは

僕の場合はこのような感じで違和感が募り、大学を中退してしまうことになりました。

僕の想像していたキャンパスライフとは、もっと周りに友達がいて、授業は分からないところを聞き合って、大学が終わったら飲みに行ってバイトして、休みの日はどこか出かけに行くようなイメージでした。

しかし、実際の大学の授業では、黙々とつまらない90分授業をこなしつつ、友達もできないまま、なんでこんな大学に通っているんだろうと自分を責め続ける日々でした。

もし希望の大学に入っていたら、どれほどモチベーションが変わっていたんだろうと、いまでも思ってしまいます。

せっかく大学に通わせてくれた親には申し訳ない気持ちでいっぱいですが、自分の人生は自分で決めていくしかありません。

大学を中退するのは親不孝な気もしますが、もし悩んでいる人がいるならこちらの記事を参考にしてください。

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大学を中退する人の性格

大学を中退する人の性格

ここまで、僕が大学を中退する理由について紹介してきましたが、みなさんとしては「どんだけわがままなんだよ」といった印象を受けると思います。

たしかに、現実は思い通りにならないことが多いし、モチベーションがあがらなくても、入学したからには授業や学生生活を頑張ることが普通です。

しかし、大学を中退するような人に限っては、そもそもの性格に違いがあるのでは、と思っています。

実際に大学を中退した人の話を聞いていると、「自由に生きたい」「自分の思い通りに生きたい」「自分のことは自分で責任を持つ」といった考え方をしている人が多いように感じます。

自由に生きたい人

大学になると高校までと変わって、かなり自由度が増します。
バイトに励むのもよし、サークルに励むのもよし、それ以外で活動するのもよし。

ましてや、最近では大学不要論も議論されており、その人が本当にやりたいことをやるべきといった風潮が流行ってきています。

必ずしも大学を卒業する必要はない、といった学歴論争は絶えず争いを起こしていますが、とにかく自由になりたい人が多い気がしています。

そういった考えを持つ人が大学に4年間通おうとすると、どこかでジレンマが起きるのだと思います。

自分の目的と照らし合わせた結果、大学に通うのって本当に必要なんだろうか、って考え始めると、大学は必ずしも必要ではないよねって辿り着きます。

逆にそういった考え方を持たない人は、いくら環境が悪かろうと、どんな立場であろうと、目の前に取り組むことができます。

いわゆる普通の感覚を持った人であれば、大学に通うのは当然だし、わざわざ辞める必要なんてないだろう、と考えます。

自分のやりたいことがはっきりしている

大学に行く目的って勉強の他にも、サークル活動や、仲間づくり、キャンパスライフなどがあります。

しかし、将来自分のなりたい職業や、方向性などがしっかり定まった人にとっては、大学に通わなくてもいい場合もあります。

若いうちから働きたい、起業したい、チャレンジしてみたい、などなど、普通の人とは違う道に逸れたい場合、大学に通っている時間は必要ないとも捉えられます。

僕の場合は、20歳のときに大学を中退してコンビニの店長として2年間働きました。

コンビニの店長なんていつでもなれるだろう、と思ったかもしれませんが、逆に将来はより良い職業に就こうとした場合、コンビニの店長ができるのは若い時しかないのです。

そして僕は、世間が新卒として活躍する22歳で、コンビニ店長を辞めて、上場企業のWEBマーケティング会社に転職しました。

途中経過はどうでもよくて、道が逸れようとも最終的に自分の行きたい方向性に辿り着けるのかが大事です。

大学を中退したその後の末路

大学を中退したその後の末路

大学を中退したら人生が終わりのよう共通認識がありますが、それはちょっとオーバーすぎるのでは、と思っています。

確かに一昔前だったら、大学を中退すると高卒なので、工場勤務や、下っ端の請負い作業、ブルーカラーの仕事、などお給料がそれほどもらえない仕事しか選択肢がなかったように思えます。

しかし、いまの時代では売り手市場ともいわれるように、自分からチャレンジしていけば、稼げる仕事はたくさんありますし、将来も安定させることが十分に可能です。

プログラミングスクールに通った

大学を中退した僕は20歳でコンビニで店長をしていましたが、それでも将来が不安だったので手に職をつけようとプログラミングスクールに通いました。

そのプログラミングスクールでは、3ヶ月の学習で、未経験からでもエンジニア転職を保証してくれるといったサービスを展開していました。

エンジニアには将来性も高く、お給料も良いことから、IT系のなかでも安定したお仕事です。

これの凄いところが、学歴不問で年齢も30代だろうと、誰でもエンジニアを目指せるといった点です。

一昔前だったら考えられませんが、最近ではこういった転職サポートをしてくれるサービスが登場し、人生を一発逆転できるチャンスがゴロゴロ転がっています。

いや、一発逆転というほどのリスクもなく、わずか3ヶ月間の学習で自分の人生を変えることができます。

そういった時代なので、仮に高卒で学歴がなかったとしても、エンジニアやWEBマーケーターなり、IT転職が誰でも可能な時代です。

WEBマーケティング会社に就職

そうして3ヶ月間のプログラミングスクールを卒業したあとは、東証1部上場企業のWEBマーケティング企業に転職し、SEOチームで働くことになりました。

もちろんそこで数年働けばそれなりにキャリアアップして、普通の人よりかは高い給料も見込めます。

働き方もリモートワークに対応しているので、場所に捉われずに大手企業で働くことができます。

しかし、僕は大学を中退しています。

普通に考えたら、こういったキャリア形成は珍しいと思うかもしれません。

大学に中退したなら、働く場所もなくて、フリーターを続けたり、安い給料で工場で働かされたり、と思うかもしれません。

しかし、別に大学を中退したから仕事がない、給料が安いのではなく、その人がどういった行動をしチャレンジするかなのです。

もちろん、大学で4年間勉強した人よりかは学力はありません。

しかし、大学を卒業したかどうかが自分の将来やお給料や待遇に、全て直結するわけではないのです。

副業もしつつ市場価値を高めている

大学を中退しましたが、プログラミングスクールに通い、WEBマーケティング会社に就職し、副業に取り組んで、WEBマーケの知識、SEOの知識、プログラミング、ライティングなどを学び市場価値を高めています。

ここまで来たのは、大学を中退してからわずか1年か2年足らずです。

その後の行動によって、世間一般の人よりかは市場価値が高くなっていると自負しています。

大学を中退するような人でも、自分の思うことやりたいことができるなら、転職もし、副業にも取り組み、人一倍努力していくことが可能です。

大学中退しても生きていけます

もちろん僕は大学中退をすすめているわけではないですし、大卒のメリットもよく理解しています。

しかし、世間の常識的にも大学中退はネガティブに捉えられすぎているのが現状です。

それよりも自分が大卒なことに安堵して、何もスキルアップや努力をしていない人たちの方が危険です。

大学中退はデメリットもありますが、自分のやりたいことや、チャレンジをしていくことによって、どうにでも生きていけるのが現代という素晴らしい時代です。

高卒やフリーターの人でも正社員転職や、有名企業で働けることも普通にあり得ます。

この記事を読んだことによって、大学中退を悩んでいたり、不安に感じている人の後押しが出来ていたら僕はとても嬉しいです。

大学中退に関する悩みなどありましたら、TwitterのDMよりご連絡いただければご相談にのります。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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