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純アルコール度数とは?計算方法や具体的な飲料の数値もご紹介

皆さんは、お酒のアルコール度数を気にしたことがありますか?

実は、日本人は1日に飲む純アルコールの量を20g程度に抑え、節度ある飲酒をすることが推奨されています。

今回は、純アルコールの測定に使われる新しい計算方法と、純アルコールが20g程度含まれるお酒の例をご紹介します。

では、さっそく本題に入りましょう。

目次

純アルコールの計算方法の紹介

これまでほとんどのアルコール飲料は、飲料の量をミリリットル単位で表記して純アルコール量を算出していました。

そのため、ビールやワインなどアルコール度数の低い飲料は、ウォッカなど度数の高い蒸留酒と同じ量にするために、より多くのミリリットルを入れていたのです。

しかし、お酒の種類によってアルコール度数が異なるため、正確に測定するために、各アルコール飲料の純アルコール量を等しくする新しい計算方式が開発されました。

これが純アルコール計算法と呼ばれるものです。

1日の推奨摂取量を理解する

日本人は1日の摂取許容量を守ることが推奨されており、1日の純アルコール摂取量は20g以下とされています。

そのため、様々なアルコール飲料に含まれる純アルコール量を正確に把握し、20gの範囲内で責任ある飲酒をすることが大切です。

純アルコール量計算方法の説明

純アルコール計算法は、飲料に含まれる純アルコールの割合を考慮し、それを飲料の量に乗じて純アルコール量を算出する方法です。計算式は以下の通りです。

純アルコール度=アルコール飲料の総量×アルコール度数(体積%)です。

例えば、750mlのボトルでアルコール度数が13%のワインの場合、純アルコールは97.5gとなります。

97.5g=750ml×13%である。

純アルコール量20gのアルコール飲料の例

1日の推奨摂取量20gを考えると、純アルコール量20gの飲料は1日に1本だけ摂取すればよいことになります。

例えば、ブランデーを少し飲みたい場合、アルコール度数40%のブランデーを200ml購入する必要があり、合計80gの純粋なアルコールが含まれています。

この80gのうち、1日の摂取許容量にカウントされるのは20gだけです。

20g=200ml×40%換算

まとめ

今回は、純アルコールの測定に用いられる新しい計算方法である「純アルコール計算法」について説明しました。この方法は、各アルコール飲料のアルコール度数と容量を考慮することで、より正確な純アルコール度数を測定することができます。

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