テックキャンプに通うために準備はした方がいいかな。時間割や持ち物はどうなってるんだろう。こういった疑問に、テックキャンプ卒業生の僕が答えます。
テックキャンプ短期集中コースの10週間は本当にあっという間でしたが、たくさんの貴重な経験ができ、その後のキャリアアップに大きく活かすことができました。
受講しようか迷っている人や、これから受講する人も、プログラミング学習のスタートアップを切るという意味でも、ぜひ参考にして頂ければ幸いです。
テックキャンプに事前学習は必要なし
結論ですが、最初の2週間は基礎カリキュラムなので、
プログラミングに触れたことのない人でも、ゼロから学習することができます。
もし不安であれば、独学するのもアリだと思うので、
その際はどういった箇所の予習をするべきか、についても紹介します。
基礎カリキュラムの学習
テックキャンプの受講がスタートしてから、最初の2週間は基礎カリキュラムで、
基礎的な内容を学んでいきます。
- HTML/CSS
- Ruby
- Ruby on Rails
スケジュール的には、1週間目でHTML/CSSとRubyをやったあと、
2週間目でRuby on Railsを学習します。
実際にやってみた感想は、意外と大丈夫だった。という感じでした。
1日に10時間ほど学習するので時間に余裕があるのと、
もしついていけなければ土日を使って挽回することもできます。
最初からスパルタ式で進度が早いということはないので、その点は安心して大丈夫だと思いますよ。
独学しておくのもアリ
パソコンの操作に自信がないし、本当についていけるか不安だなぁ、、
こういった人もいると思います。その場合は、
このどれかをやっておくと、スムーズに学習できるはず。
特にProgateは独学でやっていた人がかなり多かったです。
また、個人的におすすめなのがRubyの入門書を学んでおくことです。
Rubyのコードを和訳するかのように、下にコードの意味が解説されているので、学びたての初期にはかなり重宝しました。プログラミングに触れるという意味でもおすすめの書籍です。
Rubyまで理解しておくと楽
僕の場合はHTML/CSSまで少し独学していましたが、
Rubyまで勉強しておくとよかったな、と感じました。
というのも、HTML/CSSはホームページの見た目を整える言語なので、わりと簡単にこなせたのですが、
Rubyはザ・プログラミングという感じの初心者にはハードルの高い言語だったので、慣れるのにとても時間がかかりました。
このRubyのカリキュラムで挫折する人が多く、
僕自身もRubyのエラーが解決できなくて挫折しかけました。
テックキャンプのカリキュラムを通して、僕が挫折しかけた経験について知りたい方は、こちらの記事を参照ください。
参考:【卒業生】テックキャンプで絶対に挫折する5つのポイントを紹介!
大事なのは楽しむこと
当時の僕は、プログラミングを学習する気に満ちあふれていましたが、
大事なのは楽しむことでした。
1週間くらい毎日10時間もプログラミングしてると、コードを書くのが嫌になったり、
プログラミングスクールを辞めてしまう人もいたりしました。
高いお金を払ってまで来ているのだから、なんとしてでもプログラミングを学ぼう、と熱が入ってしまいがちですが、
あくまで趣味や教養のつもりで気軽に学ぶほうが、あとになってプログラミングが好きになったりすることもあります。
プログラミングをやっていると挫折するのが普通なので、程よいペースで頑張っていきましょう。
テックキャンプの時間割や持ち物について
テックキャンプからの連絡は、受講日の前日にメールが届くだけなので不安に思うかもしれませんが、必要なことをまとめたので参考にしてください。
MacBookは必須です
僕はもともとWindows派でしたが、
テックキャンプを受講するにあたってMacBookAirを購入しました。
というのも、プログラミングをするならMacはほぼ必須ですし、エンジニアであればほとんどがMacユーザーですので、絶対にMacBookは購入しましょう。
少し高額な初期投資ですが、Appleの24回ローンを無利子で組めば、月額5000円くらいで買うこともできますからね。思いきって買ってしまいましょう。
よくある話で実体験ですが、MacBookを買うことでモチベーションがあがります。買ってしまうと、これに見合う技術を身につけなくては、、と思うのでオススメです。
迷ったらMacBookAir
とはいってもMacBookは種類がありすぎて、どれにすればいいかわからない、という場合はMacBookAirを勧めています。というのも、
- 薄くて軽くて持ち運びが楽
- MacBookの中で最安値(¥93,800-)
- プログラミングには十分なスペック
といったメリットがあり、僕もMacBookAirを使っていますが、プログラミングをするうえで困ったことは一切なく、とても使いやすくて気に入っています。
とはいえ、持ち運びをしなかったり動画編集など負荷がかかる作業をするなら、MacBookProにするとよいでしょう。
生活リズムを整えよう
テックキャンプにこれから通う人は、わざわざ仕事を辞めて通うわけなので、当然ですが生活リズムも変わってきます。夜型の生活だった人はいますぐ直しましょう。
テックキャンプの時間割はこちら
- 朝の10:00から夜の22:00まで教室開放
- 朝礼は11:00で夕礼は18:00
- 昼休みは13:00から14:00
時間割といっても学校みたいに強制されてないので、予定があれば柔軟に変更することもできます。とはいえ毎朝11:00までに登校しないと、ライフコーチから連絡がくるかもしれないので注意しましょう。
そして気になった人もいると思いますが、
テックキャンプでは朝礼と夕礼があるんですよね。
- 学んだことを紙に2分間で書きだす
- 近くの人とペアワークでアウトプットする
- 5分間の瞑想をしたりドリルを解いたりする
こんなことをやったりします。これは耐えましょう。
とにかくテックキャンプに通うと、わりと規則正しい生活が求められると思うので、途中で寝ないように生活リズムを整えることが必須です。
当日の持ち物やキックオフについて
受講日の前日にキックオフについてのメールが届きます。当日までにSlack(チャットツール)への登録と、口座振替のための身分証と銀行印を用意しておくように指示がきます。
キックオフ当日は最初に2時間ほど説明があり、
終わったらそこからいよいよ10週間の学習が始まります。
いま思い返してもキックオフがついこの間のように感じるので、これから受講する人はぜひ最初の気持ちを忘れずにいてくださいね。
最初こそ見ず知らずの人がたくさんいて、妙な静けさがありますが後半になるとガラリと空気も変わりますからね。
チームメンバーとも繋がったり、わからないところを教えあったりするので、同じ受講期のメンバーとは仲良くしていきましょう。
プログラミング学習用のSNSアカウントを作成
TwitterやブログなどのSNSで学習のアウトプットを推奨されます。
まわりでもTwitterをしてる人はわりと多かったです。
Twitterを使うと、同じ受講期のメンバーや先輩や後輩などと繋がることができるので、カリキュラムでのわからないことや、就職についての情報もゲットすることができます。
エンジニアは横の繋がりも大切なので、自分から発信していくことを早いうちから練習しておきましょう。
参考:プログラミングを独学している人はTwitterを積極的に使うべき
10週間はあっという間
短期集中コースの10週間は、あっという間に過ぎ去ります。
最初の方に学んだことが、後半になって忘れてしまったり、復習を疎かにすると、チーム開発で後悔するのはあるあるです。
そのためにもスタートダッシュは肝心なので、予習はしなくとも、持ち物や生活スタイル、10週間やり切る心の準備はしておきましょう。